マンガ

平成元年生まれが高校生におすすめするマンガ3選

最近はwebでもマンガの連載が行われており、マンガが溢れかえっています。魅力的な連載ばかりですが、読める量には限りがあります。そんな中、やはり面白いマンガを一気に読みたいですよね?そんなあなたにすでに完結している名作マンガを3作紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

 

言わずと知れた名作「鋼の錬金術師」

1つ目はアニメ化、映画化もされた不朽の名作、鋼の錬金術師です。

題材は錬金術!?

まず、純粋なギモン…錬金術ってなんだ!?

この作品をはじめて手にとる皆さん全員のギモンのです。

 

そして読み終わったあと、ギモンはこう変化します。

 

結局、錬金術ってなんだったんだ・・・?

 

正直わかりません。ただ、こまけーことはいーんだよ。の精神で、魔法みたいなものが存在する世界のファンタジー作品だと思っていただければよいかと思います。

 

細かい内容が気になるマンガはおもしろくない証拠です。細かい内容のギモンをストーリーのおもしろさで圧倒するのが名作の絶対条件です。

 

主人公エドのひとつの願いから始まり、世界を巻き込む大冒険へ

物語はエドのひとつの願いがキッカケで始まります。エドが小さい時、子どもながらの純粋で些細な願いのために行った錬金術で計り知れない代償を支払うことになります。その代償を取り戻すべく、冒険の旅に出ることを決意するのです。

冒険の中でたくさんの人たちに出会い、知らず知らずのうちに世界の危機に巻き込まれて行きます。最後にエドがたどり着く先にあるものは何なのか。ぜひ読んでみてください。

 

おすすめポイント

登場人物全員に役割があり、誰が欠けてもエンディングに辿り着かないストーリーそのものがおすすめポイントです。能力が高いキャラや立場の高いキャラだけが物語を動かすわけではないことを痛感する作品です。

 

 

時代を超えて張り巡らされる伏線「からくりサーカス」

2つ目は伏線張り巡らされた冒険劇場、からくりサーカスです。

 

謎の病気と自動人形と操り人形

謎の病気「ゾナハ病」、不気味なパレードで練り歩く「自動人形(オートマータ)」、操り人形を駆使してオートマータを破壊するもの「しろがね」。

日常に異分子が混ざることで登場人物は否応なしに非日常なステージに立たされる。運命という脚本に翻弄される物語の幕が上がる。

 

ダブル主人公による同時進行で進む大冒険

この作品はダブル主人公で物語が展開していきます。

1人目は小学5年生の少年、勝(まさる)。2人目は拳法使いの青年、鳴海です。2人の出会いで物語は動き出しますが、物語は別々に別れ、勝メインのサーカス編、鳴海メインのからくり編が交互に進んでいきます。

やがて物語は収束し、2人の物語は再び1つになっていく・・・

 

おすすめポイント

何といっても複雑怪奇に絡み合う、ストーリーが一番のおすすめポイントです。

サーカス編とからくり編、別々に進行していく物語自体面白いですが、終盤でそれらが作用しあっていく。あそこのあれがここに繋がるの!?という驚きの連続は、ストーリーが進むほど加速的に続きが読みたくなります。

また、画の迫力も相まって、キャラクターの覚悟がギンギンに伝わってきます。読んでてその迫力に気圧されててしまうほど。圧倒的な決意がキャラクター一人ひとりを輝かせます。

 

ファンタジー×ラブストーリー 「BASARA」

最後は文明崩壊後の日本を舞台にした戦国活劇、BASARAです。

 

少女マンガなのに少年マンガを凌駕する少年マンガ感

文明崩壊後の日本のとある小さな村で双子の兄妹が生まれる。兄は国を救う運命の子供と予言を受けた「タタラ」、妹は「更紗」。2人の平和な日々はある日、暴君「赤の王」により壊されてしまう。

赤の王は運命の子供の噂を聞きつけ、反乱分子を排除すべく襲撃されたのだった。タタラが命を落とすところを目の当たりにした更紗は自分が「運命の子供タタラ」となり、国を救う決意をするのだった。

 

ラブストーリーもお忘れなく

普段はタタラを演じているが本当は女の子の更紗。お忍びで旅をする赤の王の朱里。2人はお互いの正体を知らぬ間に恋に落ちる。赤の王を憎むタタラと朱里に恋する更紗。一つの体の二人の人生は徐々に近づき、やがてぶつかることになる。その時運命の子供は、一人の少女は、一体どんな選択をするのか。

 

おすすめポイント

冒険ものと恋愛もの、どちらも楽しめる作品です。それらがすぐ隣にありながら、近づいたり離れたり、時にすれ違い、ハラハラドキドキが止まりません。

憎しみと愛しさがあふれた時、人はどのような選択をするのか。究極の感情に触れることができる。登場人物全員が精一杯生きる、その膨大なエネルギーに心揺さぶられる。そんな作品です。

 

 

まとめ

3作品を紹介しましたが、共通点として、登場キャラクターに無駄がないことが挙げられます。役割の大小はありますし、物語の核心に近いか遠いかももちろんあるのですが、役割が小さかろうと、核心から遠かろうと、そこにそのキャラクターがいなければエンディングを迎えることができない。

そんなマンガばかりです。そういうマンガが好きなのです。

まだ読んだことがない作品があったら是非手に取って読んでみてください。後悔はしないと思います。

 

-マンガ
-, , ,

© 2024 abeblog Powered by AFFINGER5