マンガ

推しキャラについて語りたい:「嘘喰い」伽羅

ギャンブルマンガの最高峰 「嘘喰い」

ギャンブルはプレイヤー同士でゲームを行い、ゲームに勝てば賭け物を総取りできる。これは正しい。あとはスキップして家に帰るだけ?否、手に入れた物を守り切らねばならない!ギャンブルの外で自分を守る武器、暴力が必要なのだ。

頭脳と暴力があってはじめてギャンブルのテーブルにつけるのが嘘食いの世界観。

そんな嘘喰いの世界でNo.1の暴力装置、伽羅さんが今回の推しキャラです。

 

伽羅という男

伽羅さんの魅力を語ります!

賭郎をやめた男

ギャンブルは暴力ありが前提、テーブル内でもテーブル外でも場を支配したものが勝者であるという世界観において、そのギャンブルを成立させるために立会を生業とする倶楽部賭郎。プレイヤー同士の決めたルールに則り、つつがなくゲームを進行すること、賭けた代償を完璧に取り立てることが役目です。

もちろん、ルールを反故にして暴れだす輩を問答無用でねじ伏せることも賭郎のお仕事なので、立会人は皆さん人間離れした暴力を持っています。

そんな倶楽部賭郎の元零號立会人伽羅さん。作中のナンバーワンの暴力の持ち主だと私は思っています。(異論は認める。)

かなーりヤバ目の組織である賭け郎をつまんね。ってことで勝手にやめちゃう伽羅さん。パネェっす。

 

実は優しい常識人のランプの魔人

No.1の暴力装置ということは、思い通りにことを進められる力を持つということ。まさにランプの魔人です。ただ、むやみやたらと暴力を振り回さないところが伽羅さんのいいところ。ルールに逸脱することはしないし、仲間(依頼人)はしっかり守る頼りになる存在なのです。めっちゃコワモテなんですが、カリ梅をせっせと袋に詰める仕事をする場面があったりとほっこりもさせてくれます。

 

No1ゆえに孤高、ゆえに嘘食いに惹かれた

私見ですが、伽羅さんが唯一対等の存在として認めていたのが嘘喰いなんだろうなと思います。暴力のトップと知略のトップ、能力は申し分ないのに加え、ギャンブルに勝つためには自身の犠牲も厭わない嘘喰いの精神性に、自身の暴力に対する精神性に近しいものを感じたのではないでしょうか。

嘘喰いも伽羅さんのことを信頼していたことは物語の随所で感じ取れます。嘘食いの手が届かないところでの単独行動の依頼は伽羅さんにしかしていなかったように思います。

知略のトップゆえに暴力のトップへの信頼。トップ同士でしか分かり合えない何かが嘘喰いと伽羅さんの間ではあるのでしょう。

 

ベストバウト

伽羅さんのベストバウトは地下道での三つ巴のバトルロワイヤルでしょう。伽羅さん、賭郎S級スイーパー夜行、海外のアングラ組織アイデアルのカラカル。それぞれが自分が狩る側だと譲らない、最高峰の暴力装置のぶつかり合い、誰が勝つかわからない展開とカッコイイアクションシーンは必見です。

伽羅さんは強いがゆえに狙われますが、それを上からねじ伏せる強さがあります。やはり頭一つ抜けた存在でしょう。

余談ですが嘘喰いの戦闘シーンはかっこいいんですよ。スーツの男がスタイリッシュに闘う様は映像でみたいくらいです。

 

結論:伽羅さんかっこいい

常識に収まらないキャラクターばかりの作品の中でトップに君臨する伽羅さんはやはりかっこいいですよね。そして主人公の隣に唯一立てる対等な存在としてもポイント高いです。

この記事を読んで伽羅さん、嘘喰いに少しでも興味が湧いたら、是非作品を手に取ってみてくださいね。

-マンガ
-, ,

© 2024 abeblog Powered by AFFINGER5